ですろり 第一章チカラ

あらすじ

狂気なき殺人―

99.9%、人はまともなまま人を殺す。
99.9%、殺した後もまともでいられる。
まとも、まとも、まとも、まとも、まとも、まとも。
狂気にあらず、人を殺すのは理性だ。

正気の沙汰こそ、何より残酷

特別な存在になりたかった。
カッコよくなりたかった。
強い力が欲しかった。

誰もが一度は考えた思い。凡人思考。
主人公“たち”はその想いを抱きつつも、変わらぬ日々を送っていた。
他人から見れば、特別な生き方かも知れない。
だが、自分にとって見れば心を研磨する“日常”。
終わらない日々、だが変えてしまうのも怖い日々。
夢と現実の妥協点。

――――――運命は存在せず、奇跡は起こらない

そんな日々の中、彼“ら”は彼女と出会ってしまう。
彼女こそが、自分が憧れ、嫉妬し、憎み、追従すべき存在。
望んでいた世界だった。

力に憧れ、恐れ、酔いしれろ!

狂うことも出来ない凡人たちが、何よりも残酷な世界を奏でていく。

無様に生きて、無様に死ね





面白いと友達に言われてやってみました


結論からいうとすげー面白かった

最初は絵も変だし文も変だしつまんないなぁとか思ってたけど全然違った

戦闘シーンがすごくて商業作品によくありがちな銃弾を剣で切ったり突然能力に目覚めて強敵を倒したりそういう有り得ない設定、御都合主義が無いのが良かった


BGMは戦闘シーンがアップテンポが激しくもりあがって好き


不意打ちが基本の戦い方だったり戦わなきゃいけない理由もちゃんと分かるのが良い
このおかげで必死に生きようとしている人間の臨場感がでてると思う
能力もののバトル系としては個人的に最高レベル


作者の知識もトリビアの泉的な感じで好き
例としては
摺り足が戦闘技術として優れているのは足が地上から離れてしまうと方向転換が利かないとか
テロメア細胞分裂には限界があって細胞分裂が高速でできすぐ再生するように作られた人間はその再生力と引き替えに寿命が短いとか
こじつけ、科学というのかな?納得できる理由があるのが良いね


作者が商業作品出してたり新しいゲーム作ってたりするから完結する様子がないかも?

第四章中現在三章まで売っていて第一章は無料なんでぜひやってほしい